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新しい解釈

  • 10月02日
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先日、NHKで日野富子さんについての歴史番組を観ました。
日野富子さんといえば、「日本三代悪女」の一人にも数えられている人物です。室町幕府の将軍家で強大な権力をもち、政局混乱の裏には必ず富子がいたとされています。さらには、応仁の乱は日野富子が原因で起きたとも言われています。
私も学生時代にそのように教えてもらいました。そして、ISMでもそのような話をしながら授業をしておりました。
しかし、日本中世史研究家 呉座勇一さんによる最新の史料分析では、本当の日野富子は幕府のために身を粉にして奔走した人物だったというのです。では、なぜ「悪女」と言われるようになったのか。それは彼女の死後に、都合よく政治利用された上に、徐々に曲解されていった「富子像」解釈の歴史にあったというのです。
 その番組を観て改めて歴史の面白さを感じました。教育現場においては、歴史にはあたかも単一の事実があるかのように教えることがほとんどですが、そうではなく、歴史は様々な解釈が可能であるという歴史認識を子どもたちに教える必要があると感じました。それが実現できれば、歴史の魅力をもっと伝えられるのではないかと思います。
私ももっと教材研究や史料研究をして、自分なりの解釈を見つけていきたいと思いました。


小中部 世古

馬と鹿そしてLemon

  • 09月25日
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 こんにちは、高校数学担当の森蔭です。

 早いものでもう9月も終わろうとしています。高校3年生にとってはセンター試験まで残すところ100日とちょっとです。10月になれば毎週末に模試が行われ、現実を突きつけられます。ここからは自分と向き合う時間が続きます。それはある意味で孤独な時間です。そのとき大切なのは自分との向き合い方です。

 9月20日からラグビーワールドカップ日本大会が開催されています。私も学生時代にラグビーをしていたのですが、その頃にはまさか日本でラグビーワールドカップが開催されるなど考えたこともありませんでした。ましてや日本代表が世界の強豪を相手にここまでの戦いを見せてくれるなんて夢にも思えませんでした。

 ラグビーはサッカーと同じフットボールでありながら、その競技の特殊性からまだまだ競技人口の少ないスポーツです。しかし、ラグビーファンにとってはその特殊性こそがラグビーの魅力なのです。ラグビーにはたくさんの魅力がありますが、それを一言で言い表すなら、ラグビーを貫く『リスペクトの精神』です。

 ラグビーの試合を初めて生で観た人はそこで聞こえる「音」に驚かされます。選手同士の身体がぶつかるときに出る衝撃音です。それだけの衝撃を受けながらも選手たちは決して痛がらず、倒れてもなお立ち上がり相手に向かっていきます。観る者にはそんな選手たちへの「リスペクト」が自然と湧き上がってきます。
 また、ラグビーでは相手のどんなプレーに対しても文句を言いません。ましてやレフェリーの判断に異議を申し立てることなど絶対にありません。選手たちはピッチに立つために激しく苦しいトレーニングをします。だからこそ自分たちと同じ努力をしてピッチに立つ相手を「リスペクト」し、それを知っている審判に全権を委ねるのです。
 そして試合の最後を告げるノーサイドの笛が鳴ったとき、敵味方の垣根を超えてお互いを称え合います。これはピッチ上のみならず観客席でも同じです。ラグビーはサッカーと違い観客席にホームとアウェーの区分はありません。その場所にいる全員で全ての選手を称え合い、選手たちも観客を含む全ての人たちに「リスペクト」の意を示します。そしてそのとき、ラグビーの試合に関わった全ての人たちは自分自身がその「リスペクト」に応えることのできる人間になろうと新しい挑戦への決意をするのです。

 大学受験も同じです。そのピッチに立てることを誇りに思い、それにふさわしい自分であれるように日々自分自身と向き合い続けるものだと思います。そのとき大切なのは目先の目標だけにとらわれないことです。自分が大学受験に挑む目的は一体何なのか、目標ではなく目的に集中することです。

  何に例えよう 君と僕を 踵に残る似た傷を
  晴れ間を結えばまだ続く 行こう花も咲かないうちに

 皆の受験勉強同様にラグビーワールドカップの熱戦はまだまだ続きます。勉強に行き詰ったときには、ラグビーの試合を少し観てみてください。米津玄師の「馬と鹿」を聴きながら。


 学生時代の試合の帰り道に噛んだLemonのハチミツ漬けの味が少し恋しくなってきました。

成功体験

  • 09月18日
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小中部・小俣校の森田です。

9月も半ばを過ぎ、受験勉強にも力が入る季節ですね。暑さも少しずつ過ごしやすくなり、日の入りの時間が早くなってきているのを実感するとともに、いよいよ今年も受験シーズンが来たと気持ちが引き締められます。

中3生は本腰を入れて勉強をする、そのスタートの時期です。
とはいえ、本番までは長丁場。続けることが大事な受験勉強において、できるだけ前向きに、できるだけ機嫌よく過ごしていければと思いますよね。

注意したいのは自分の機嫌は自分で取るものだということです。
気分よく、ストレスなく、どうすれば自分がやりやすい環境で勉強できるか知っておくといいですね。

また、成功体験を多く重ねることも継続には欠かせない要素だと思います。
わからない問題ばかりに取り組むと、自信を失い、やる気も削がれます。時間ばかりを使って思うように成果を得られないとなれば継続は難しいでしょう。
だから1日の勉強の始まりは、新しい単元や問題を解くのではなく、意図的に前日の復習などを行い、自分の脳に「わかる」
「できる」と刷り込んであげるといいと思います。

成功体験は勉強においてのみの話ではありません。スポーツでもビジネスでも、、好きな子への告白でも、成功体験があれば自ずと自信がつきます。
私自身、この業界で長く続けてこられたのは、人生で初めて担当した生徒が第一志望の学校に合格できたという経験があるからだと思っています。
あの時の成功体験がなければ、私が今もこうして講師でいることはなかったと思います。

自分で自分に「できた」を味わわせてあげてください。
「できない」と悩んで落ち込んで前に進めないのはもったいないです。
ちょっとした工夫で自分の機嫌を良くしてあげられれば、長い受験勉強も続けていけるのではないでしょうか。


模試

  • 09月10日
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高3生対象に実施されました河合塾の第2回全統マーク模試が今週から返却されています。
前回の模試と比較して結果はいかがだったでしょうか。
もちろん全体の得点、科目別の得点を確認することは大切です。
しかし模試で最も大切なのは復習です。
模試の直しだけで、相当な時間がかかりますが、
模試の直しはそれをするだけの価値があります。
模試で点数を取るようになるには、自分が分からなかったところを
分かるようにすることの繰り返しです。
✕→○にすることで点数が上がるのであって、○をいくら見返しても、
次も○なので点数は上がりません。
解き終わった後の模試は、自分が分からないところの宝庫(=自分の伸びしろ)を
リストにしてくれているようなものです。
一つひとつ、参考書を横において深めながら見直しをしましょう。
模試を受ける際は、すぐに答え合わせができるように、
問題文にチェックをしておいてくださいね。
この1年間、その大学に合格できるようにと勉強を続けてきています。
自身のモチベーションを維持しつつ、
第一志望を「ぜひ受験してほしい」と思います。
今からこそ、現役生の学力はグングン伸びていきます。
受験日を迎えるその日まで諦めずにやり切ってこそ、
自身が成長できる受験になるのです。
大学受験は、基本的に生徒本人が決めていくものです。
しかしながら、保護者の方ならではのご心配ごとも多いのではないでしょうか?
もちろんどこの大学を受けるのかは、ご家庭のご判断で
最終決定いただくことですが、何かご心配な点がありましたら、
ご遠慮なくご相談ください。
受験校決定面談を11月下旬~12月中旬に予定しています。
                                             高校部 奥山

お母さんファイト!

  • 09月03日
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こんにちは、小中部の山本です。


夕暮れが早くなってきましたね。
朝晩、過ごしやすくなってきました。


さて、私の目下全力注いでいる、愛しくてたまらない中3生は、「夏を制せば…云々」の夏を乗り越え、日々受験生としての意識を高めていっております。


と言いたいところですが、まだ向き合えない子も多々おり、あの手この手で接している毎日です。


さて、私も受験生の子供を抱えておりますが、世のお母さんたちと同じくヤキモキする毎日です。
勉強している風に見えない、集中している風に見えない、携帯ばかり触ってるなどなど、子供に対して見過ごせず腹の立つことばかり見えてきて、ついガミガミイライラしております。
他所様の子であれば冷静に見えるところ、我が子になればなかなかそうはいきません。
多くの保護者の方から不安の声を聞くたびに、わかるわかる!と思いつつ、偉そうなこと言えへんな、とも思いますが、ここはひとつ、違う考え方に切り替えていこうと思います。


まず、子供の時間の流れと大人の時間の流れはかなりスピードにギャップがあるということ。
子供は今の時間を生きるのに必死で、もっと上手く立ち回れば良いのにと思うことでもゆっくりゆっくり時間を過ごしていきます。
親の心配、あせりとは裏腹に、なんてマイペースなのか、でも、そういう生き物だと思うと怒りも鎮まります。
しなくてはならないこと、大人はあとで頭を打つのがわかっているからこそその失敗をさせたくなくて先回りしてヤイヤイ言ってしまいますが、世のお母様方、ガミガミ役は主として塾や学校の先生に引き受けてもらいましょう。
子供からすれば、塾や学校でうるさく言われた上に、家に帰ってまで言われると気持ちの逃げ場がなくなってしまいます。
親がこの子をなんとかしてあげなければ!の気持ちはわかりますが、実際のところ、なんとかしてあげられることはそう多くありません。
たとえ、手取り足取り口うるさく軌道に乗せても、ここでの場は乗り切ったとしても、また近い将来に同じことが起こったときに、自力で解決できなくなってしまいます。
自立心を持たせることが永遠のカギになってくると思います。


とはいえ、自他共に、なかなか難しいことではありますが、塾の立場として、鬼役は私たちにお任せいただけたら幸いです。


近く開催される保護者懇談会で、お話聞かせていただけるのを楽しみにしています!


山本

プロフィール

進学塾ISM(イズム)

三重県の進学塾ISM(イズム)の熱血講師陣が運営するコラムです。

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