寺田光輝くんは、進学塾ISMの第2期卒業生として伊勢高校に進学しました。その後は三重大学に行ったとか辞めたとか、筑波大学に行ったとか行ってないとか…。そんな彼の年の離れた妹がISMに通うようになって、彼の近況を正確に知るようになりました。そうすると、筑波大学卒業後、一般企業の内定を蹴って独立リーグの石川ミリオンスターズに入団し、ドラフトで指名されるかもしれないというではありませんか!ぼくの教え子も自分の夢を追い続け、夢を実現した子どもたちはたくさんいます。しかし、プロ野球選手になった卒業生は誰ひとりいません。それからは事あるごとに妹さんから話を聞いていました。しかし、その年のドラフトには選ばれませんでした。彼に興味を持つ球団からは良い提案もあったのでしょう。妹さんは「〇〇(プロ野球チーム)は大っ嫌い!!」と言っていたのを思い出します(笑)。その1年後、ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズから指名されたときは、自分のことのように嬉しかったし、彼が妹のお迎えに来てくれたときその報告をしてくれたことも思い出します。
それから約2年後、ふとしたきっかけで妹さんに「光輝は?」と聞いたら、妹さんがポロポロと涙をこぼし「クビになった…」と。プロ野球の厳しさを目の当たりにしたのと同時に、彼の次の目標が「医者になること」と聞き、新たに衝撃を受けました。それからもいろんな縁が重なり、寺田くんと直接話をする機会も得て、彼の現状や彼の思いもたくさん聞きことができました。
そんな中で僕から「ISMを手伝ってくれないか」と彼に提案してみました。彼の経験や思いは、ぼくたちが子どもたちに伝えるよりもっと直線的で、もっと夢があり、もっとエネルギーを与えられると考えたからです。今彼はISMの高校部のスタッフとして子どもたちと接してくれています。これからもISMの子どもたちの「夢発見」と寺田くんの「夢実現」を進学塾ISMは応援していきます。
進学塾ISM 代表取締役 松島 順一
猛暑が少し和らいで、朝晩は秋の空気に少しずつ変わってきたように感じます。
例年なら、スポーツの秋、文化の秋、と言いたいところですが・・・。
昨年度までとは、大きく違って、学校が始まるのも遅れ、行事も中止や延期になるなど学生の皆さんにとっては大変状況になっています。
それでも毎週元気に塾に通ってきてくれる子供たちは、いろいろな制限があるにも関わらず、とても頑張ってくれていて、こちらも負けられないなと思う今日この頃です。
さて、私事ですが、息子が高3の受験生です。
今年から共通テストに変わり、さらにこんな世の中で、受験方法もどうなるのかわからない状況で、一体どうなるのかと心配していましたが、当の本人はというと、今までやりたいこと、行きたい大学がぼんやりとしていたのが、休校期間中にもう一度自分を見つめ直すことで、はっきりと目標が決まったそうで、大変充実した毎日を送っています。
息子にとっては、このコロナ禍での休校で自分の時間がたっぷりできたことが、本当の自分の気持ちに気付くチャンスになったのかもしれませんね。
今一度、自分の内面を見つめ直して、他人がどう思うかではなく、自分がどうしたいのか自分としっかり向き合って考えてほしいと思います。
大変な世の中であることには違いありませんが、だからこそ、自ら考えて前向きに行動することで、チャンスに変えていきましょう!
高校部 小出
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